レポート
プレミアナイト レポート
2010年2月19日(金)
| 会場: ユナイテッドシネマ豊洲 登壇者:生田斗真、伊勢谷友介、石原さとみ、小池栄子、坂井真紀、森田剛、石橋蓮司、室井滋、大楠道代、三田佳子、荒戸源次郎監督 司会:伊藤さとり (敬称略) |
■ご挨拶
生田:上映後の舞台挨拶は初めてですが、皆さんいかがでしたでしょうか?(会場:拍手)明日の公開を心待ちにしています。是非、友達や家族に勧めていただき多くの人に見ていただければと思います。
伊勢谷:人間失格であった堀木です(笑)。太宰治さんの著名な作品の映像化に携わることができて、こうして皆さんに見ていただくことができて嬉しいです。
石原:原作では描かれていない良子の本能的な部分を目で表してみました。荒戸ワールド全開の作品になっていると思います。この映画に関わることができて、本当に嬉しいです。皆さん、一人でも多くの方に紹介していただければと思います。
小池:子持ちのキャリアウーマンで、唯一の母親役ということで、母が持つ大きさを僅かなシーンですが表現できたらと思い演じていました。微力ながらも、美しく色っぽい荒戸ワールドに参加できたことを嬉しく思います。一度だけではなく、二度三度と足を運んでいただければと思います。
坂井:美しい斗真くんをじっと見つめる役で幸せでした。本当に美しい映画が出来上がったと思います。また、友達を誘って見に来てもらえると嬉しいです。
森田:中原中也役ということで、「戦争は何色だ。」のような普段は言わないようなセリフを言わせてもらえたことはすごく嬉しかったです。こうしてお客さんの顔を見ても、満足げな顔をされているようで、嬉しい気持ちでいっぱいです。
石橋:私が「人間失格」という小説に出会ったのは、もう既に約半世紀も前のことですが、それ以来、太宰治の世界に魅了されまして、今現在も“人間失格”のままの我が身をさらしている次第です。他の皆さんは立ち直ったのですが(笑)、まだ深く“失格”したままでいるのが荒戸監督だと思います(笑)。今回の映画は斗真くんという青年によって、素晴らしい心象風景を描いているのではないかと思っています。
室井:薬局の女主人で、堕ちかけている斗真くんの背を押して、もっと大変になるきっかけを作ることになります。斗真くんのファンの方は何であんなことに…、と思ったかもしれません。撮影当日は私もまさかあんなことになるなんて全く思っていなかったので、自分でもビックリしました。斗真さんはかなり役に集中してらして、怖くて目が見れなかったほどです(笑)。生涯忘れられないような、暑い夏になりました。
大楠:青い花のBARのマダムという役でしたので、葉蔵が堕ちていく様を見守りつつ、役者として成長していく斗真くんもカウンター越しに見続けることができました。素晴らしい役者として存在していたので、私たちも大変助かりました。斗真くんを本当に褒めてあげたいです。
三田:いよいよ明日初日を迎えるということで、角川会長が「この年になったけれど、まるで大学受験前のようにドキドキしている。」とおっしゃっていましたが、私たちキャストもこの映画に関わって下さったスタッフさんも、皆同じ気持ちでおります。斗真くんはもう立派な俳優としての顔をしてますね。私は約50年前にデビューをして、右も左も分からない状態でしたが、それから色々な方と出会って育ってまいりました。まさに斗真くんが今その立場になっていて、まぶしいばかりです。これから、これをきっかけに素晴らしい俳優さんになっていって欲しいです。監督も、この映画は見れば見るほど味の出る映画なんだとおっしゃっていましたが、よりたくさん見ていただければと思います。
荒戸:この映画は俳優さんの魅力を見ていただく映画です。主役を張れる役者さんばかりが揃いました。こんなに揃うことは、今後もそうないかと思います。俳優やスタッフの皆さんに支えられてこの映画は出来ました。悲惨な話ですが、最後に芥子粒でもいいから希望を感じていただきたいなと思って作りました。気に留めていただけた方がいれば、その口コミが波及するよう祈っています。どうもありがとうございました。
司会:全国キャンペーンも行い、これだけ多くの主役級のキャストの皆さんとも絡んで、「褒めてあげてください」とコメントがありましたが、振り返って今どんなお気持ちですか?
生田:(泣きそうになり目頭を押さえる)(会場から:拍手。「斗真、頑張れ!」の声が掛かる)幸せです!ありがとうございます。
司会:生田さんが「幸せです。」とおっしゃっていましたが、監督は振り返ってみていかがですか?
生田:私は、ただただ楽しい撮影でした。大変暑い京都の夏でしたが、本当に楽しかったです。皆さんに感謝しています。特に、ここからでは届かないかもしれませんが、京都のスタッフに感謝したいです。
司会:斗真さん、いよいよ明日初日を迎えます。
生田:まだ、これからなんですよね(笑)。
司会:最後に皆さんに向けてコメントをお願いします。
生田:一人でも多くの方に見ていただきたいですし、太宰治の小説を読んだことがないという人も小説を手に取るきっかけになるような映画になればと思います。どうもありがとうございます。
完成披露試写会
2010年1月27日(水)
| 会場: 東京国際フォーラム 登壇者:生田斗真、伊勢谷友介、石原さとみ、小池栄子、坂井真紀、室井滋、大楠道代、三田佳子、森田剛、石橋蓮司、荒戸源次郎監督、角川歴彦 司会:深澤里奈 (敬称略)
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レッドカーペットに招待された100人ものファンが熱狂的に迎える中、作品の音楽を手がけた中島ノブユキの安らかな「アヴェマリア」演奏が始まり、その調べにのって出演の生田斗真さん、伊勢谷友介さん、石原さとみさん、小池栄子さん、坂井真紀さん、室井滋さん、大楠道代さん、三田佳子さん、荒戸源次郎監督がレッドカーペットを歩きました。
舞台挨拶では、中島ノブユキさんがトリオ編成で静謐な映画メインテーマを演奏したあと、いよいよ豪華キャスト、スタッフの登壇。生田斗真さん、伊勢谷友介さん、石原さとみさん、小池栄子さん、坂井真紀さん、室井滋さん、大楠道代さん、三田佳子さん、森田剛さん、石橋蓮司さん、荒戸源次郎監督、企画・製作総指揮の角川歴彦を、満場の観客が迎えました。
生田:皆さんに観ていただけることを心待ちにしていたので、感無量です。僕自身、主演という立場に立たせていただきましたが、たくさんの素敵な先輩に囲まれて、素晴らしい現場でした。関わってくれた皆さんに感謝したいです。
伊勢谷:斗真くんは、ここに並ばれているお歴々と最後まで戦いました。階段を昇ろうと頑張っている斗真くんを横目で嘲笑うのが、僕の役でした。それでやたらと喋る役で・・・あまり活舌が良い方ではないので・・・そこをなるべく乗り越えるようにやりました(笑)。森田:すごく素敵なセリフを言わせてもらったので、気持ちを込めて言いたいなと思いました。また事務所の後輩の生田君と絡めたのが(笑)、すごく楽しかったです。
石橋:私の役は主人公の葉蔵に、そして作者である太宰に最も嫌われ、疎まれ、軽蔑された人間です。その役作りのために、斗真くんに嫌われながら、撮影の最後まで足を引っ張りました。それがスクリーンからにじみ出ていると思います。その嫌われっぷりをよく注目して観てください(笑)。
石原:葉蔵に最も穏やかな日々を与えて、しかしそれを上回るような破滅の道に導いてしまう存在を演じました。原作をお読みの方はそれぞれに良子のイメージが固まっていると思いますが、今作では荒戸ワールド全開で(笑)、新鮮に思っていただけると思います。
小池:子持ちの未亡人で、キャリアウーマンの役を演じました。葉蔵と触れ合う女性では、唯一の母親。母が持つ愛や、心の広さを生田さんとのシーンで描き出せれば、と意識して演じました。
坂井:惚れっぽい、尻軽な役を演じました。斗真くん演じる葉蔵と知り合って、“ロックオン”しました。とにかく斗真くんしか見ない撮影期間は、とても幸せでした(笑)。
室井:私の役は、葉蔵を奈落に突き落とす切っ掛けの薬屋の女主人。私だったらこんな薬屋には行きたくないです(笑)。斗真くんのファンはきっと目を覆いたくなるような、ここではっきりと申し上げられないシーンがあって・・・私自身、そんなことになるとは知らずに撮影現場に行ったものですから、驚いてしまって。アツい夏でございました(笑)。
大楠:“青い花”というバーのマダム役で、(文壇の)若い男の子たちがみんな、そのバーに来るんです。それはそれは楽しい撮影現場でした(笑)。
三田:私もどう言ったら良いのか・・・斗真くんと・・・ちょっと大変なシーンがありまして。室井さんもそうでしょうけど、私もそうなるとは思っておりませんでした(笑)。ショックもあるかもしれませんが、どうぞお楽しみに・・・。もっと年をとった頃に、男盛りの斗真くんとまた一緒にやれたらと思います。
荒戸:この映画は3度目くらいが一番面白いようにできています。公開されてから、もう1度、2度観てもらえれば嬉しいです。ご覧のとおりの絢爛たる女優の皆さんは当然、生田斗真くんから石橋蓮司さんまで、美しい人をより美しく、そうでない人はそれなりに、堪能してください。
角川:何故『人間失格』という名作文学がこれまで映画化されなかったのか・・・と思っていたのですが、実際に作ってみて、その理由がわかりました。しかしその困難な作品を荒戸監督が見事に料理してくれました。会場の皆さんと一緒に日本映画の名作誕生の瞬間に立ち会えることを感謝します。